わんさか大浦パーク・よろず支援拠点カルテ@沖縄 CASE136


june 25th sun. 2017

今朝の沖縄タイムスのよろず支援拠点カルテ@沖縄の記事は、 CASE136わんさか大浦パーク。認知度をいまより高め集客を増やしたいとの相談。新聞記事は、私の原文がちょっと長かったりもしたし、校正してもらったものなので、原文を載せておこう(^ ^;

よろず支援事例沖縄タイムス原稿案『わんさか大浦パーク』

企 業 名      わんさか大浦パーク(二見以北地域振興会)
業   種      小売、観光
所 在 地      名護市字大浦465-7
資 本 金      900万円
創   業  2010年10月
従 業 員      12人

【相談内容】 【認知度をさらに高め集客をより以上に図りたい】
わんさか大浦パークは地域振興を目的とした名護市東海岸にある交流型直売所。開園して7年目。地元農産品の販売を中心にやシーカヤック体験、去年にはマングローブ林を抜ける遊歩道も開通。伸びてきている売り上げをさらに伸ばすために新たな顧客を取り込み集客を拡大したい。ネットを介した情報発信などもやっているがさらにお客さんを増やすにはどのようにしたらよいだろうか?

【回答】 【情報発信を着実に続け興味の質を高める】
ネットへの情報発信はともすれば発信側が思っているほど質も量も十分ではなく、うまく伝わっていないケースも珍しくないし、日常的なブログの更新日が1ヶ月前というのもよくあるケース。わんさか大浦パークにはSNSのFacebookやブログ、ホームページも設けられていて一見情報発信は十分なように見える。そのひとつひとつを検証しながら具体的なアドバイスを行なった。

まずは基幹であるサイトだが、トップページのメニューが画像に重なって見えにくいのでまずこれは見やすくするようにアドバイスしたところ後日すぐに修正されていた。またトップページにスタッフの顔があるのはいいことであるが、スタッフの紹介がない。サイトでは人の顔が見えることはとても大事なことのひとつである。スタッフ紹介のページはぜひ作っていただきたい。

地元農産品や加工品の販売も行っているので、その農家の方も全員紹介したい。どのような人がどのような考えで作っているかを知らせるのはとても重要だ。 畑の風景を写真や動画でぜひ働いている人たちも笑顔をまじえて紹介したい。 パーク内で販売している惣菜の人気も高いのでそれを作っている風景や人、レシピの秘密などの紹介もしてはどうだろうか?笑顔のあふれるサイトはパークをより魅力的に見せてくれると思う。

プログラムでは年齢に関係なくシーカヤックを楽しむことができるのであれば、年齢の高めの方が楽しんでいる写真や動画を載せることは興味をひくことにおいても効果的だ。価格の安くなったドローンなどを利用してその楽しさを伝えることも考えられる。

時間帯や季節によって見られる景色も動植物も違うとのことなので、それらを写真や動画で少しづつ紹介することで一度だけでなく継続的な来園につなげたい。

お客さんのブログにどのように書かれているかも定期的に検索してチェックもしたい。お客様の声としてリンクをはりたい。いいとこも悪いことも改善や向上のためのヒントになる。またブログやsnsに書いてくれた人に対しての特典を設けることも考えられる。また例えば本日は雨降りなので〇〇時までに来られた方に何かの特典を差し上げるという書き込みをパークのsnsに書き込むと効果の判定もできるし、お客さんとのコミュニケーションを図ることもできるのではないだろうか。お客さんの写真や意見の投稿を受け付けたり、あるいは写真展をパークで実際に行ったりネットで行うことも考えられると思う。

大自然に囲まれ発信することに困ることのない環境を最大限に利用しながらパークの魅力を伝え続けていってほしい。情報発信には費用はかからないが手間をおしまず継続することがキモである。

大浦パークの過去記事:大浦マングローブ林マングローブロード雨の大浦わんさかパーク

わんさか大浦パーク
住所:沖縄県名護市字大浦465-7 電話0980-51-9446 サイトブログFacebook

 


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