25年目の決断?「Suicaペンギン」交代劇に見るブランドの迷走Suicaペンギンの後継キャラクター3案発表 モチーフは「リス」「ウサギ」「不思議な動物」JR東日本 ネット投票で決定し11月18日発表へ
JR東日本がSuicaのペンギンからバトンタッチする後継キャラクターの候補3案を発表した。モチーフは「リス」「ウサギ」「不思議な動物」らしく、ネット投票で決めるのだという。

正直、提示された案を見ても「うーん……」としか言いようがない。見慣れていないせいもあるのだろうが、どうにもしっくりこないのだ。
そもそも、キャラクターを全取っ替えする必要がどこにあるのだろうか。
国鉄からJRへ民営化した時のように、組織の体制や理念が根本からガラリと変わる大転換期ならまだわかる。だが、2001年のサービス開始から25年、ICカードの普及とともに街や生活の風景として定着してきた「完成されたアイコン」を、今さら捨てる合理的な理由が見当たらない。
世間を見渡せば、不二家のペコちゃん、森永のキョロちゃん、明治のカールおじさんなど、半世紀以上もブランドの顔として愛され続けている長寿キャラクターはごまんとある。ミッキーマウスやスヌーピーだって、時代に合わせて微調整はされても、モチーフそのものを全く別の動物に差し替えるなんて話は聞いたことがない。
長く愛されるキャラクターは、サービスへの「信頼」や「親しみ」そのものを担っている。歴史を重ねるほど価値が増すのだから、むしろ「変えないこと」こそが最大の強みのはずだ。
一新したいにしても、カラーリングを変えたり、季節の小物を添えたり、あるいは新しい「相棒」を追加してコンビにするくらいで十分だったのではないか。25年かけて積み上げた巨大なブランド資産をあっさり投げ打ち、話題作り優先のネット投票で次の顔を決める手法には、企業側のありがた迷惑なイノベーションと迷走感すら漂ってくる。
11月にどれが選ばれようと、四半世紀寄り添ってきたあの無表情で愛らしいペンギンがいなくなる寂しさは、到底ぬぐえそうにない。
私も東京に行った時のために1枚持っている。これはそのうち価値がでるのかも(^ ^;? それより、いっそのこのネット投票をみんなで無視するか反対したらどうだろう?
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