よろず支援拠点カルテ@沖縄CASE419


march 5th sun. 2023

沖縄タイムスに毎週日曜に掲載されるよろず支援拠点カルテの今回は私の担当。

【相談内容】
70坪のフレンチビストロを1年前に開店した。従業員は3人で昨年の売り上げは2千万円近くまでいったが、まだ採算分岐点には達していない。今後どのようなことに気をつけて誘客を図ればよいかアドバイスが欲しい。

【回答】
代表の比嘉勇人さんは2021年9月に70坪のフレンチビストロを開店した。昨年は一定の売り上げがあったが、まだ採算分岐点には達していない。現在の売上比率はランチ7割、ディナー3割で、夜の客入りが少ない。客単価は昼が2200円で夜は5千円。集客をどう増やすか相談に来られた。

誘客にはまずは情報発信である。グーグルマップへの登録とそれに連動したGoogleビジネスプロフィルを作るよう勧めた。店のウェブサイトやインスタはそこにリンクを貼ればよい。一般的に客が店を探す時はグーグルを使うので、これを整備するのが最優先。

ウェブサイトを見ると、今はランチの写真しかなく「夜はお問い合わせください」とあるだけ。ディナーの写真も載せ、夜の誘客につなげたい。おいしそうな料理の写真が一番の来店理由になる。またランチ客にディナーを紹介するチラシを配ることも提案した。

メニューには料理の写真があるといいし、特に店頭のメニューにはあったほうが客の目を引く。料理名も単に鴨のローストと表記するのではなく、フランス産鴨のロースや沖縄産牛リブのサイコロステーキなど産地名を記すると信頼性も食欲も上がる。

集客を増やすには何より最新情報を発信し続けることが一番大切である。毎日の朝一番の仕事として習慣化することを勧めた。今はGoogleビジネスプロフィルも少しずつ更新がされているので今後が楽しみである。

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前菜(上)とサイコロ・リブロース(左下)と白身魚のポワレ

私もランチディナーコースに出かけてみたが、前菜からメインディッシュ、デザートに至るまで見た目もきれいで味もとてもおいしかった。より多くの人に食べてほしい。これからもおいしい情報を発信し続けて誘客につなげてもらいたい。

Bon Declic(ボンデクリック)のおきぐるの記事:ランチの鴨のローストランチの肉と魚コースディナーコース

問い合わせはボンデクリック、https://bistro-2538.business.site/
電話098(989)9199。

(県よろず支援拠点コーディネーター・豊嶋則夫

※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。問い合わせや相談は同支援拠点 電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会にお問い合わせください。

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